先日、北斎院に住むあるご婦人から電話を頂きました。話しに依りますと、今日、知人の家に、若い男性が訪問して、スマトラ沖地震による津波に依る被害者への義援金を集めているので、ご協力をお願いしますというものでありました。名刺などは出さず、首から提げたIDカードみたいなものをちらっと見せただけで、十分な身分確認もさせてもらえなかったらしいです。
義援金は一口5千円と云うことであったが、そんなには支払えないというと、3千円でも良いとのこと。それでも無いというと1千円でもと、どんどん下がり最終的には千円を支払ったとのことですが領収書は書いてくれない。
ただ、お礼とのことで安っぽいハンカチを1枚置いて帰ったとのことでした。
帰っあとで、何かおかしいと云うことで、電話のご婦人に相談があったとのことです。
警察にも相談しましたが、どう考えてもボランティアの活動には考えられなくて、近所の高齢者の家に多く行っている点、また、身分をはっきり明かさない点、ハンカチを置いて帰ると商品の代金をもらったと主張できる点を考えると、ボランティアを装った詐欺の犯罪性が大変高いとのこと。
知らない方からの義援金などの訪問依頼がある時には、警察に確認のご一報下さい。くれぐれもご用心下さい。
写真は、昨年末のスマトラ沖地震による津波被害
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