中島地区津和地の市民から相談がありました。
市役所だけでは対応できない項目もあり、そこはネットワーク政党、木村誉県議にお願いして5月2日津和地へ赴き現地調査を行いました。
慌ただしい4時間でしたが内容のある現地調査でした。
先ずは「がけ崩れ対策」、ここは平成18年に西の端の農道部分が一部崩落し、危険性を市に訴えてきましたがどうしても地権者の同意が得られず頓挫していたところです。
今回地権者の同意も頂けることになり、市県の連携で、対策を講ずるよう働きかけていく予定です。
2番目は、4年前に大きな高潮被害が出て、その後いち早く駆けつけた公明党国会議員の尽力で離岸堤の新設事業が決定し、現在工事が進んでいます。
今年度末完成の予定です。これができると台風による高潮被害から島民の生命、財産を守ることが出来ます。大変喜んで頂いています。
3番目は、離岸堤完成後に施工する高潮対策の一つである胸壁工事についてでありました。
高さ約1Mの胸壁を道路沿いに施工する計画ですが、島に於ける唯一の生活道路であり、主要産業の農漁業に支障があるような場所への胸壁新設を再検討して欲しいとの云うものでした。
是についても市県との連携のなかでの解決を探ることにしました。
4点目は、高潮時に於ける海水の排水路逆流に関しての苦情でありました。
これは、市役所の漁港整備のなかで、逆流防止弁設置などの改修を検討する方向で持ち帰ることとしました。
上記写真は左から
【がけ崩れ危険地区の状況】
【前年度工事で完成している離岸堤の一部分】
【胸壁の設置予定場所を確認する津和地地区の福島総代、川原副総代】
【高潮時に海水が民家側に逆流する排水路】