現在、三津駅の東側進入路、プラットホームの工事が進められています。
8月末には、既存の三津駅舎が撤去され、上記のイメージ図のような新駅舎の建築工事が始まり来年2月に完成します。
この新駅舎の新築と平行して西側駅前広場の整備が進められ、こちらも来年3月までの完成を目指しております。
新駅舎は、地元住民の「昭和初期に建てられた駅舎のイメージを残してほしい」という要望に応え、現駅舎を踏襲したデザインになります。
新駅舎は平屋建てで、建築面積は既存の152M2より狭い116M2で、屋根は木造、壁面は木目調のコンクリート製です。
全体の色調も現駅舎と同じ緑色が基調となります。港方面に出る西口に加え、住宅街のある東口も新設され、更に約50M2のイベントスペースが設けられ、特産品の販売や観光案内などに利用されます。
また、西側広場整備では駅前ロータリーが整備され、更に駐輪場も増設されます。
この整備が終了する今年度末には、地域の皆さま待望の「ループバス」がスタートします。
このループ路線の新設について、私が平成16年9月議会の一般質問で、市が進めている『オムニバスタウン構想』に伊予鉄・三津駅と梅本駅からのループバス路線の新設を盛り込むよう提案し、市側から実現に向けて関係者と協議していくとの答弁がありました。
そして2年前に梅本ループ線が実現し利用者から大変好評であります。
今度の三津浜駅からのループバス路線は、現在のところ
①三津駅→すみれ野団地 ②三津駅→三津浜港 ③三津駅→松山済生会病院の3ルートが予定されています。
新駅舎の完成で、この建物が三津地域ににぎわいを取り戻すシンボル的存在になり、そして駅前広場の整備によって、電車、自転車、そしてループバスの連携で地域交通の結束が図られ、新駅舎が地域住民の移動の要として、利用者の今以上の広がりや利便性の向上が図られることを期待しています。
上記写真は左から
【三津駅整備計画 平面図】
【新・三津駅舎完成イメージ図】
【現在の三津駅舎】