園庭、校庭の芝生化は、市議会公明党会派が長年に渡り要望して参りましたが、今年度予算に計上され実現しました。
今年度は、幼稚園、保育園の3園で施工されることになりました。
保育所、幼稚園の芝生化は、園児や子育て中の親子が安心して伸び伸びと遊ぶことにより、運動習慣や保育機能の充実を図ることを目的としたものです。
また芝生の弾力性でのけが防止、砂ぼこりの防止、学校の緑化や雨水の保持、PTAや地域住民のボランティアにより、地域の教育力やコミュニティを高めること、災害時の避難場所としての防災緑地、防災広場の役目も兼ねることができるなど大きな効果が期待されています。
平成23年3月議会に於いて市側からこれからの校庭の芝生化の方針について
①学校、保護者、地域の方々や利用者において、芝生を育成するための協力体制が整っていること。
②芝生化によって支障が出るスポーツに対し、十分に理解が得られること。
③芝を育成するため、雨水などの水の確保ができること。
この3要件が整った上で、要望があった学校に対しては、その規模やグラウンド、中庭、遊具周りなど、適切な場所とさらには学校環境に配慮し、地元や学校などと十分協議をした上で、総合的に判断し、可能なところから取り組みたいと示されました。
昨年度はその指針に沿って、市内の潮見小学校において、中庭部分の芝生化が完了し大変好評であります。
上記写真は石井保育園の芝生苗の植え付け作業に園児や保護者