松山市では、公明党市議団の提案が実り6月1日から市内の登録医療機関で無料で「個別妊婦歯科健診」が始まります。
昔から「妊娠中は赤ちゃんにカルシウムを取られて母親の歯が衰えてしまう」と云われていましたが、これは本当の理由ではないようです。
妊娠すると妊婦の口の中に大きな変化が起きます。
先ず妊娠すると女性ホルモンが増加しますが、その環境では同時に歯周病菌も増加します。
その結果、妊娠性歯周炎にになりやすくなり、妊娠性歯周炎になると早産や低体重児がが生まれる危険率は通常の6倍にもなると云われています。
また虫歯についても、生まれてくる赤ん坊には虫歯の原因である虫歯菌が存在しないに虫歯になるのは、虫歯菌が母親から感染するからだとも云われています。
ですから妊娠中は胎児の成長や自分の体調と同様に、妊婦の口のケアはとても重要になります。
この「個別妊婦歯科健診」が受けるには、母子健康手帳の公布日が4月1日以降で、歯科健診時に松山市内に住民登録のある妊婦さんが対象になります。
受診は妊娠期間中に1回となります。
市内の登録医療機関などのお問い合わせは、松山市保健所 健康づくり推進課まで
TEL911-1868 FAX925-0230