松山市北斎院地域、この地域は高い津波が予想されている海岸線より高い場所です。では、大丈夫なのか?
今回この地域に住む方々から、「この地域の裏山にある松山市公営企業局の配水池があるがもし地震で決壊したらすぐ下のこの地域は流され大きな被害が出るのではないか?」・・・
また「地域の住民が市が発行している防災マップには記載されていないこの配水池の危険性を初めて認識した。」と云われていました。
市民自らが自分の住む地域の危険性を認識したことは素晴らしいと思いました。
そして私に対して、この地域に住む住民に対して防災セミナーを開催したい。
それで配水池の地震対策について説明を受けたいと相談がありました。
早速松山市の公営企業局建設整備課の今岡課長にお願いし、この防災セミナーにご参加頂き、この配水池の震災対策について説明をして頂きました。
この配水池は地下に設置されたコンクリート製のタンクに6000トンの水を松山市の西部一帯に配水しており、耐震工事を今年度から2カ年の予定で実施するとの説明がありました。
説明に対し地域住民から関連した質問もあり、参加した33人は配水池決壊への対策も実施されると云うことで一安心と云われていました。