松山市では、交通事故による死者が昨年23人に対して、自殺者数は、127人であり、自殺は本市に於いて大変深刻な問題であります。
そして何ものにも代え難い「尊い生命を守っていく」と云うのは多くの市民の共通の願いでもあります。
そこで今回この条例案が、公明党会派中心とした市議会有志4人を中心に議会に上程されました。
これは松山市議会として、初めての議員提案による政策条例でありました。
内容は、学校や企業に対し、心身共に健康な生活環境を整えることを、また市に対し、自殺未遂者や遺族、民間団体への支援や財源の確保などを盛り込んだ「自殺対策基本計画」の策定と実施を義務付けています。そして社会全体で自殺対策に取組み、支え合うと云う考え方がこの条例の理念であります。
私は、9月議会最終日に、条例制定推進議員を代表し、賛成討論をしました。
そして採決では、賛成35票、反対6票で、市民の窓、共産党以外の全議員の賛成多数で可決されました。
今回議会で可決されたことにより、来年度以降の自殺対策が大きく進展することを期待しています。
※上記画像は共に、賛成討論の様子です。