市民税、固定資産税などの地方税の納付については、これまで市役所の窓口または銀行、郵便局、農協などの金融機関しかできませんでした。
また金融機関の窓口は、基本的に平日の午後3時までしか空いていないうえに、順番待ちなどで手続に時間がかかることから、例えば共働き世帯などの方々から、納税したくても金融窓口のあいている時間帯はなかなか都合がつかないといった声を、多くの市民からありました。
そこで今回、松山市では、納税システムの整備を進め、「公金収納トータルサービス推進事業」の一環として、今年4月から、介護保険料、保育料、上下水道料金などについて、また来年4月から、国民健康保険料、市民税、固定資産税などについて、市内のコンビニエンスストアでの支払いが出来るようになります。
支払いが出来るコンビニは、全国ネットのサークルKやファミリーマート、ローソンなどです。
本年4月以降は、土、日曜はもちろん24時間利用できますので、会社の帰りや休日にも納めることができ、手続にかかる待ち時間なども金融機関と比べると短く、便利さを感じて頂けると思います。
市民にとって、従来の金融機関への納付に加えて、新しく納付の選択肢が増え、利便性の向上に繋がると思います。
但し、コンビニ納付については便利になる分、1件について50円(予定)の手数料がかかります。
コンビニ納付については、四国内のいくつかの都市で、上下水道料金や軽自動車税の支払いについて導入されていますが、本市のように多くの項目について、コンビニ納付が導入されるのは、四国で初めてです。
このコンビニ納付については、平成16年3月に、市議会で初めて我が公明党会派の議員が提案をし、その後毎年の新年度予算要望にも入れて、これまで実現に向けて粘り強い訴えをしていました。