現在 「松山市公共施設白書」の策定が進んでおり、年内に市民に対して公表する予定です。
この白書は、市が所有する約1,400の施設の内464施設が対象になっています。数的には全体の1/3ですが、延べ面積では全施設161万m2の実に90%にあたります。
白書では、必要な情報を市民の皆さまにわかりやすく発信するために、個々の施設について老朽化の現状、利用や稼動の状況、運営に係る経費や現時点での課題を含めて策定されます。 そして本市では、総合的な視点から公共施設の効率的な管理運営を推進するための方針として「公共施設マネジメント」を導入します。道路橋と同様に、市の保有する多くの施設は老朽化が進んでおり、今後これらの施設の改修や更新の時期を迎えます。
今後、今回策定する公共施設白書を元に、公共施設マネジメントに基づいた施設の有効活用や統廃合、また適切な改修や維持による長寿命化を目指します。
この「松山市公共施設白書」、「公共施設マネジメント」策定については、公明党会派議員が平成16年12月議会で、いち早くその策定を提案し、その後も会派から市長への予算要望で、策定を推進しました。