2019年9月に、道後今市を流れる宮前川沿いのお宅から、河岸の石積の底部が少しづつ洗掘されており、増水時に石積が崩落しそうで心配であるとの相談がありました。
早速現地確認したところ、その住宅前の水路の石積の根巻コンクリートが打設されていませんでした。
云われるとおり河川の水量が増すと、石積の底部が洗掘されて、その上にある住宅も危険であると思いました。
早速担当課に相談、調べた結果、その住宅前だけ石積が根巻補強されていない理由もあったそうですが、それはかなり前の話であり、やはり河川の増水時には危険なので石積の根巻工事をして頂きました。
こういった河川は側壁が1カ所でも崩落すると、その回りの広い範囲にも影響が出ます。
普段から、こういった河川の危険に対する改良、改修が重要です。