« 2021年4 月 | メイン | 2021年7 月 »
15日15時から、来週22日から始まるワクチン接種の会場の1つである松山三越の5階で行われた接種のリハーサルを公明党議員団全員で視察させて頂きました。
医師や看護師、市職員など約100名が参加し、「受付→問診票記入→問診票確認→問診→ワクチン接種→経過観察」と、順番に沿ってのリハーサルが行われ、様々な課題が挙がったと聞きました。
またこの会場では8ブース設置され、午前に1ブース60人、8ブースで480人、午後も同数で、この集団接種会場で、1日最大960人が接種可能と伺いました。
集団接種は土日だけですが、希望者のワクチン接種率を高める大きな力になります。
迅速で確実なワクチン接種を実施するための意義あるリハーサルでした。
今週10日から高齢者15万人のワクチン接種予約が始まりました。
危惧してたとおり電話回線はなかなか繋がらない。
またスマホを使ってLINEやWeb申込みは無理な方をどうするかと云うことで、市内の公民館に市職員が派遣されそこでネットを利用し予約手続きのサポートが行われるようになりました。
そこで早速地元の高浜公民館に行ってきましたが、職員さん1名が詰めて対応されてました。（上記左写真）
午前中は20人程度来られたとのこと。
また三津浜公民館では、大きな和室で3名の職員さんが対応されており、午前中40名の高齢者の予約サポートをされたそうです。（上記中央の写真）
とりあえず、今週いっぱい、受付状況を見て、最長今月いっぱいの対応とも云われていましたが、こういったワクチン接種予約のサポートは、予約が困難な高齢者にとってありがたいと思います。
また私自身も近所の高齢者の方の予約申込みを2名させて頂きました。
コロナ禍という災害に対し、自助、共助、公助の流れと連携が何よりも重要と思います。
ワクチン受付開始から3日目、多くの皆さまの努力とサポートで、夕方現在、高齢者の約6割に当たる約9万人が1回目、2回目の接種予約を完了したと伺いました。
7日に行われました「新型コロナウイルスワクチン接種に関する緊急要望」が8日付け公明新聞の全国版1面2面に掲載されました。
翌日の全国版への掲載は珍しく、地元の愛媛新聞と同日掲載は初めてでした。
両紙掲載され、その後の反響の大きさに、改めて市民の期待の大きさを感じました。
いよいよ来週10日（月曜）より松山市の65歳以上の高齢者対象としたコロナウィルスワクチン接種の予約の受付が始まります。
市議会公明党議員団（8人）は、7日野志市長宛に、ワクチン接種の万全な体制を求める緊急要望を行いました。
以下がその緊急要望です。
新型コロナウイルスワクチン接種に関する緊急要望
4月23日、国は新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」を実施すべき区域に愛媛県を指定し、県は同日本市を重点措置区域に指定しました。
本市はこれまで、新型コロナウイルスの感染拡大防止を最優先の課題として取り組んできましたが、感染力の強い変異株による第4波は従前とは比較にならないほどの猛威となっており、新規感染者数は増加の一途をたどり、医療現場もひっ迫しています。
こうした中、いよいよ今月10日からワクチン接種の予約が開始されることとなり、31日には各医療機関での個別接種が始まります。新型コロナウイルス感染収束の切り札であるワクチン接種には多くの市民が関心を寄せ、期待をしています。
一方で、先月4月23日に発送が開始された高齢者向けの接種案内については「高齢者には分かり難い」などの声が相次ぎ、すでに関係機関や地域団体では独自の対策を講じているところです。今後、希望するすべての市民が安心して円滑にワクチン接種を受けるためには市井の声を汲んだきめ細やかな対応が必要となります。
そこで、こうした状況を踏まえ、市民の命を守るワクチン接種を迅速かつ着実に推進するために、公明党議員団として以下の施策の実施を強く要望します。
記
○個別か集団かの接種方法の選択や予約の開始日、接種場所など、一目で誰もが分かる広報・案内を行い、ワクチン接種を希望する全ての市民が安心して受けられるように努めること。
○予約の受付開始と同時に申し込み殺到で対応不能にならないよう、回線を増設するなど万全の体制で臨むこと。
○通常の予約申し込み方法を利用できない市民のために、そこに行けば対面で確実にワクチン接種の予約が出来る受付窓口を設置すること。
○ワクチン接種を行う病院がない島しょ部については訪問・巡回接種を行い、希望する島民全員に接種を行えるようにすること。
○夜間しか接種を受けることができない市民に対しても接種できるよう対応すること。
○単身赴任、学生など本市に住民票を置かない住民でも本市での接種が可能であることを周知し、予約から接種まで円滑に行えるよう対応窓口を設けること。
○高齢者や障がい者など電話やwebの活用が困難な市民に対しては、予約から接種まで円滑に行えるよう、家族や地域、関係機関との協力体制を整えること。
○介護施設や障がい者施設などに入所されている市民と職員に対して、施設への訪問・巡回接種を導入すること。
○市内の交通不便地域に在住で接種会場へ行くことが困難な高齢者や障がい者などに対して、タクシー料金などの補助を行うこと。
○コロナウィルスの治療後や療養後に後遺症が出たり、またワクチン接種後に副反応の症状が出た市民のために専門の相談窓口を設置すること。