松山市の高浜公民館館長の川内さんから、『伊予高浜界隈は、ええとこぞなもし』と云う本を、出版したので読んでみて下さいと頂きました。著者は、郷土史家の 山野芳幸氏で、発行編集が川内石松さんで、川内さんは松山観光ボランティアガイドもされています。
この本、読むと意外と面白い・・・・ 昔、今のJRが国鉄と呼ばれていた時代に、「ディスカバーJAPAN」と云う言葉が流行って、みんなが日本各地に出かけていったことを思い出しました。
この本を読んで、高浜界隈の再発見をたくさんしました、また意外な事実もたくさん知りました。まさしく「ディスカバーたかはま」でした。
本の表紙は、高浜のシンボル『四十島(ターナー島)』です。また内容は、小説『坊っちゃん』と高浜界隈、小説「坂の上の雲」と梅津寺界隈、高浜港、新浜界隈、港山物語・・・と、我がふるさとについて、歴史、風土、人について記述されています。
また、後書きでは、「生活の知恵としていき続けてきたものを『民俗文化』と云うが、高浜界隈にはやさしい、ぬくもりのある『民俗文化』が、今も息づいている」と、書かれてありました。改めて、郷土を再認識しました。
一度ではなく、何度も読んでみたくなるような、またこの本を片手に、高浜界隈を歩いてみたくなる本でした。
【出版社:株式会社エーシー 268頁 定価1400円(税込)】