母校の千葉工大には、PPA(Parents and Professors Association = 保護者と教職員の会)があって本学から先生方や職員の方々が地方へ赴いて様々な問題について保護者との懇談会を開催する制度があり、これは旧制大学時代から引き続き今日まで、60年以上の歴史を有していります。
今回松山市内でも昼にPPAが開催され、夜は愛媛の同窓会員に本学の最新情報を伝える懇親会があり出席しました。
そして打上を行ったJAXA(宇宙航空研究開発機構)は帰還後に記者発表を行い、「はやぶさ2」に搭載された4つの装置である①ONC(光学航法カメラ)②TIR(中間赤外カメラ)③NIRS3(近赤外分光計)④LIDAR(レーザ高度計)は、それぞれ観測で、装置の健全性を確認するとともに、装置ごとの特性を生かした成果を上げることに成功したことを報告しました。
そして「はやぶさ2」の重要な4つの観測装置は、千葉工業大学惑星探査研究センターが、これらの装置すべての開発・運用に参加し、はやぶさ2プロジェクトを支えたと云うことでした。
建学の精神である「世界文化に技術で貢献する」とあり、そんな素晴らしい話を聞くと、技術系大学卒業生とすれば嬉しくなりました。
同時に後輩たちは頑張ってるなと、我々卒業生も頑張らんといかんな・・・と思います。
写真のワインは、今回のプロジェクトの成功を記念して母校で作成されたそうです。