職場の同僚からこの写真頂きました。
花の生は『エヒメアヤメ』で、その方の自宅で40年前に株をもらってそれ以来育てているそうです。
国内では、今話題の牧野富太郎先生が愛媛県で発見して「エヒメアヤメ」という和名をつけたそうです。
タレユエソウ(誰故草)というゆかしい古名もあるそうですが、大陸系遺存植物の一つで、最終氷河期に朝鮮半島から九州北部、中国地方、四国に分布を広げたものと考えられ、国内で点々と隔離分布しているそうです。
松山市(旧北条市)、山口県防府市西浦、宮崎県小林市、佐賀市久保泉町のほかの自生地などが「エヒメアヤメ自生南限地帯」として国の天然記念物に指定されています。
佐賀市では「えひめあやめ祭り」が開かれているそうで、愛媛以外でも「エヒメアヤメ」と呼ばれていることに驚きです。
旧北条市では中学生中心に、群生地の管理なども続いているそうです。
「えひめあやめ」の特徴は花が咲いてるのは数日とのことで、忙しくて咲いた花を見れなかったという年もあるそうです。
一度実物見たくなりました。