平成16年度9月議会の、合併問題検討特別委員会での理事者への質疑応答で、中島町の今回の一連の台風による被害について、松山市と中島町は来年1月1日に合併をする予定であるが、松山市として今回の被害復旧についてどのように考えているのか、次の2点について質しました。
①雲峰委員の質問→ 台風18号により、中島町に被害が出ていると聞き、怒和、津和地、本島と視察に行ってきたが、現地での調査や説明によると、農産物で約10億円、また、家屋についても全壊1戸、半壊3戸、一部損壊27戸、床上浸水47戸、床下浸水52戸という被害状況であったが、松山市としては、今回の被害状況をどう把握し、どのような対応を考えているのか。?
理事者答弁→現時点では中島町は松山市ではないので調査はしていないが、被害の明細についての報告は受けている。また、中島町では、災害復旧対策ということで、国や県に情報をあげているので、新市になると当然、松山市がそれら災害復旧対策を引き継いでいくことになる。
②雲峰委員の質問→災害援護資金の貸付について、今回の台風18号がもたらした災害は、松山市の被害状況から考えると、おそらくは、貸付の対象とはならないものだと思われるが、一方、中島町においては、全壊や半壊、一部損壊も含め被害状況は大きいものとなっている。しかし、そういう人たちに対し、中島町では予算がなく貸付することができないと聞いているが、松山市でそれらの人に貸付をすることができないのか。?
理事者答弁→現段階では中島町の方で対応していくことになるが、合併後には、引き継ぐことが必要な分野においては,松山市としても対処していきたい。