10月25日午前10時から、松山市と平澤市(ピョンテク市)との友好都市提携の調印式が、松山市役所前広場で行われました。
松山市の友好・姉妹都市は、アメリカ合衆国のサクラメント市、ドイツのフライブルグ市に続き3市目になります。
松山市と平澤市は、約10年前から続いていた、相互の民間団体とのつながりから、今回の行政間の友好都市調印に結びついたとのことでありました。
調印された協定書には、信頼と友好精神に基づく協力関係の維持、友好交流と経済交流の発展への寄与、市民や民間団体との連携を図るほか様々な分野での交流の3点を約束し、市旗の交換がされました。
日本にとって、地理的、歴史的に見ても、一番近くて身近な国である、韓国や、平澤市との友好親善の交流を期待しています。
写真は、左から市旗の交換、平澤市サムルノリチ-ムの踊りと市内久米中学校水軍太鼓同好会の皆様の演奏風景、そして、平澤市の概略の場所です。
【平澤市は、どんな都市?】
平澤市は、ソウルから南に車で約1時間30分(約80キロ)の距離に位置し、人口36万人、面積は、松山市の1.5倍の452km2で、首都圏と南部をつなぐ交通の中心地です。また、5千年の歴史と伝統が綿々と受け継がれた伝統文化が生きづく由緒ある都市です。
地名(平澤/全員が豊かに暮す)が意味するとおり、広々とした平野と豊かな水など、自然条件を備えています。
郊外には広大な果樹園と水田が連なる農村風景も見られ、韓国一おいしいと言われている平澤米と梨の産地としても有名です。
平澤市では、「美しく住みやすい都市」を目指して、きれいで美しい街を守り続けています。
また、人口の一極集中が問題となっているソウル特別市の衛星都市として発展を遂げ、大手電器メーカーや自動車会社など、先端産業が次々と進出しています。そして高速道路や巨大橋などの社会資本が整備され、それに伴う人口増に対応するための高層集合住宅が急ピソチで建設され、新興都市特有の活気がみなぎっている都市です。
韓国の3大国策港湾である平澤港は、東北アジアの貿易・流通の中心であり、内陸輸送網が整備された総合貿易港です。
また、大規模な8つの先端工業団地を抱え、ソウルと直結する高速鉄道や高速道路を有し、平澤港の大規模な開発により、貿易・物流及び先端産業都市として更なる発展を続けています。
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