27日AM9時30から、シャトーテル松山で、標記の専門委員会が開催され、私も傍聴させて頂きました。この専門委員会は、現在建設中の仮称「坂の上の雲」記念館の展示計画について、先日選任された5人の専門家から、専門的見地からの助言を求めるものであります。委員会出席は、専門委員5人のうち2人が欠席しており、市の関係者ふくめて17人で、傍聴者は、私を含めて10人程度でありました。
内容は、今日配布された展示設計概要(案)〈中間報告〉に沿って市側の説明、そして各委員から意見を伺いました。各委員からは、展示設計概要の内容と上図の『展示の基本的な考え方』とは、大筋で整合しているとの見識であると感じました。
ただ、司馬遼太郎のメッセージを具体的に表現すること、更に幾層にも渡った歴史のから未来へのメッセージを発信することは、非常に難しいとの意見もありました。
最終的には展示の表現方法が問題であり、今後まだ議論の必要があるなと感じました。
私自身も、展示設計概要(案)の内容を見て、一部の市民から指摘のある”戦争記念館イメージ”とか、”日露戦争を賛美”のような記念館の展示にしてはならないとの、努力と工夫が十分に感じられるものでありました。
ちょっと、残念だったのは1人の傍聴者から発言者に対して、いきなり「大きな声で話せ・・・」と云った発言があったことは、その場の雰囲気から見て不適切であったように感じました。次回もこういった場所、形式で開催されるのなら、マイクがあればいいのかなとも思いました。・・・・しかし、確かに声は小さかったけど、まだ遠くに座っていた私には発言内容は分かりましたがね。
上記左から2番目の写真は
【意見を述べられる委員の「司馬遼太郎記念館」上村洋行館長】
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