2月8日午後4時から、青年海外協力隊員として、2年間アフリカのセネガルでの野菜栽培、栄養指導の任務を終え、無事に帰国された松山市出身の八木隊員(左写真の右から2人目)と、松山市役所にて木村俊介助役に帰国報告をしました。セネガルはパリ-ダカール・ラリーの終点、ダカールを首都とする国で、アフリカの地図を見ると、北のほうが大きなアフリカの、その一番左(西)の端にある国です。
セネガルの農村部は自給自足の生活をしており、八木隊員は、野菜の栽培技術の普及で食生活の改善、栄養の改善を図るのが任務であり、主にナス、タマネギ、レタスなどの栽培指導をしたとのことでした。
席上、八木隊員からは、セネガルは本当に熱いところで、初めて風が熱いという熱風を体験したと、また セネガルに行って、少しでも助けてあげようと思って行ったそうでしたが、野菜を栽培している時に害虫の被害を受けて、収穫が出来ない時にも、現地の人からもう一回がんばって作ろうと激励を受けたこともあったそうでした。
このように実際は、現地の方々に助けてもらったとの話しがありました。
またセネガルの良いところは何かと、現地の方に聞いたら、『セネガルは貧しいけれど、もてなしと平和は他の国には負けない』との返事に感動されたそうです。
また、任務を終了して感じたこととして『こんな力のない私でも、志を持ってがんばれば出来る』と云うことを実感したことだそうです。
帰国後は、今回の体験を生かして、JICA(ジャイカ)の国内協力員として、派遣隊員の様々なバックアップをする予定であります。
同席していていつも感じますが、帰国隊員の言葉一つ一つに自信と力強さを感じました。2年間ご苦労様でした。
2002年11月の出発前の表敬訪問新聞記事は、ここにあります。また、ブログはこのカテゴリーの2002年11月28日参照して下さい。
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