松山市は、来年度予算に新しく『観光レンタルサイクル事業』の予算349万を計上しました。
これは、松山市内の回遊性を高め観光振興を図る一環として、放置自転車を活用したレンタサイクル事業であります。
サイクルポートは、市内に下記の4カ所設置され、全部で60台の自転車が貸し出されます。貸出時間は8:30~17:00までですが、複数日の貸し出し、事前予約も可とのことです。また返却は4カ所のサイクルポートならどこでもOKで、貸賃料は、1台1日300円となっています。
①JR松山駅前駐輪場
②大街道駐輪場
③一番町駐車場(新ロープウェイ駅舎完成まで)
④道後温泉旅館組合前
この『観光レンタサイクル』の実現に向けては、平成14年6月に私が市議になって初めての一般質問で、レンタサイクル先進市の高松市の現状を引いて、本市での実現に向けての施策を質しました。
今後、単に自転車を貸し出すと云ったことではなく、観光客、市民のみなさまが利用する上で、走りやすい、活用しやすいまちづくりを目指します。
(私の質問、理事者の答弁は下記の『続を読む』参照)
平成14年6月議会
◎雲峰広行の質問
・・・・・『また、香川県では、1人当たりの自転車保有台数全国5位であります。自転車から始まるエコ高松と銘打って、自転車走行レーンを実験しており、現在、高松市が運営するレンタルサイクルポートが市内に4カ所あり、合計350台のレンタサイクルが運営されていると聞いております。市民、観光客からも好評とのことであります。愛媛県は、1人当たりの自転車保有台数は全国7位であります。本市においても、例えば自転車で走れる松山と言われるようなモデル都市を目指してはどうかと考えますが、この点についての御所見をお伺いいたします。』
◎都市整備部長の答弁
・・・・・次に、自転車で走れる松山と言われるようなモデル都市を目指してはどうかとの考えについてでありますが、先ほどの松山まちづくり交通計画調査の中で示されている自転車走行空間のネットワークを整備し、自転車の利点を生かした都市にしていきたいと考えております。また、その一方策として、国土交通省の支援を得て、観光拠点や交通拠点など市内7カ所に放置自転車を再利用したレンタサイクルの拠点を設置し、市民や観光客の利便性、回遊性の向上を図るため、社会実験を実施することといたしております。・・・・・
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