3月12日9時30分から松山中央公園多目的競技場(であいフィールド)で平成17年度の消防出初式が開催されました。 今回は、1月1日に合併した旧・北条市、中島町の消防団も新しく参加された消防団11分団の分団旗の授与が行われ、その後グランドに於いて中村市長による観閲式、更に消防訓練の披露、消防団演技披露などが行われ最後に一斉放水で式典は終了しました。
昨年は、全国的に水害、地震と日本各地で災害に見舞われ、本市に於いても度重なる台風の被害を受けました。 災害発生時に於ける迅速かつ的確な活動が行っていける消防力の強化が急がれています。しかし、本市に於いても消防団員の高齢化が進み、また会社勤めの団員は日中は不在になり、市内40分団の団員数は2,119人で条例定数を110人割り込んでいます。対策として現在の60歳の定年延長とか、積極的な女性団員の積極的な登用も検討されています。
また先月、全国で初めて郵便局の配達業務などの職務の特徴を、消防活動にも有効かつ効果的に活用していこうと、主に大規模災害発生時の被災情報収集などを行って頂ける松山西郵便局職員による消防団員の4月入団が決定しました。
4月から市内の松山西郵便局員31名が消防団に加入し、『ファイアー・ポストマン・チーム』として水色の専用服を着用し市が災害対策本部を設置した場合に活動をすることになっています。本市の西部地区では地震時には液状化現象や高潮などが予想されている地域であり、この地域の情報収集力強化に期待されます。
寒風のなか、参加者1,900名の団員、消防関係者の皆様、ほんとうにご苦労様でした。
上記写真は左から
【分団旗授与式】【観閲式】【消防団演技披露】
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