21日朝10時から松山市内の道後放生園で、市内の史跡など観光施設巡りに自転車を使ってもらおうと放置自転車を活用した観光レンタルサイクル事業を始めました。
出発式では、中村市長より挨拶があり、その後市長、関係者等のテープカットがありました。テープカットには観光で道後を訪れていた西宮市の小林さんご家族も参加されました。
このレンタサイクルは、市内で年間7000台もある放置自転車の一部を整備して活用されています。貸し出しは、観光客、市民が利用でき簡単な貸出し手続きが必要です。
またサイクルポートは、道後温泉観光会館(道後湯之町)、一番町駐車場(一番町二丁目)、大街道駐輪場(大街道一丁目)、そしてJR松山駅駐輪場の4カ所で貸し出し、返却はこの4カ所のどこへでも可能です。
貸出時間は、朝8時30分から17時、料金は1日300円で保険料も含まれています。
貸し出し台数は、各ポート10台づつで予備車が20台の計60台です。年間一万人の利用を想定していますが、今後利用状況をみて、台数とか、貸出場所の増設も検討するそうです。
松山市が、坂の上の雲まちづくりのフィールドミュージアムを回遊しる方法として、既に坊っちゃん電車、回遊バスなどがありますが、新しくレンタサイクルを利用するという選択肢がふえて観光客、市民の方に大いに活用して頂けるものと期待しています。そして今後、地域の観光資源の掘り起こし、また自転車のメリットを生かした観光資源の育成が必要と思います。
雲峰議員は、このレンタサイクル事業について、平成14年6月の議会に於いて、初めての一般質問のなかで、『・・・現在、高松市が運営するレンタルサイクルポートが市内に4カ所あり、合計350台のレンタサイクルが運営されています。市民、観光客からも好評とのことであります。本市においても、例えば自転車で走れる松山と言われるようなモデル都市を目指してはどうか・・・。(要旨)』と質しました。
理事者の答弁として、『・・・自転車走行空間のネットワークを整備し、自転車の利点を生かした都市にしていきたい。また、国土交通省の支援を得て、観光拠点や交通拠点など市内7カ所に放置自転車を再利用したレンタサイクルの拠点を設置し、市民や観光客の利便性、回遊性の向上を図るため、社会実験を実施する・・・。(要旨)』などの答弁があり、その後の社会実験の実施、そして今回の観光レンタサイクル事業の推進に繋げることが出来ました。
上記写真は左から
【観光レンタサイクルのテープカット風景・左から4番目が中村市長でその左が小林さんご家族】
【レンタサイクルに乗る雲峰市議】
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