昨日の5月31日は、第20回のWHO(世界保健機関)世界禁煙デーで、この日から1週間を「禁煙週間」と定めています。
WHOでは、この週間を政府、各自治体、個人などに対して、喫煙と健康について考えるよう呼びかけています。
私も所属している『禁煙推進の会えひめ』では、例年世界禁煙デーに向けた活動をしていますが、今年も5月27日に『2007世界禁煙デーinえひめ』が開催されました。
午前10時から、会員が市内の商店街、大街道、銀天街で禁煙を訴えるデモ行進を行い、アーケード街の道路上に棄てられた、ペットボトルいっぱいのタバコの吸い殻を拾い集めました。
また、午後からは会場をいよてつ髙島屋デパートの9階に移し、記念イベントが開催されました。
先ず、『禁煙は愛』とのテーマで、若い世代の代表6名に依る、スピーチ禁煙コンテストがあり、新居浜市の小学生からは、『タバコを吸わないお父さんが好きです』と、また松山市内の女子高校生からは、『タバコで幸せになることは絶対に無い、タバコは一瞬の幸せを与えてくれても、未来の幸せは与えてくれない。』と若い世代から禁煙を訴えてくれました。
そして会員有志の作詞による、『タバコ・タバコ・タバコ』(たらこ・たらこ・たらこの替え歌)、『ニコチン監獄』(おさかな天国の替え歌)が披露されました。
最後に、この日のメインの四国アイランドリーグの石毛宏典コミッショナーの記念講演がありました。 元プロ野球選手の石毛氏からは、実は17歳からタバコを吸っていたが、35歳の1995年元旦(西武からダイエーに移籍した年)から決意して辞めたそうです。
それ以来、それまで気にならなかった、道路上での歩きタバコが子供に及ぼす危険性や、スポーツ選手の喫煙のかっこ悪さを感じるようになったとのこと。
更に、アイアンドリーグでは、若い選手たちに対して、グランド、ダッグアウトでは禁煙にしている。 未来のある選手たちに、今後医療機関の応援も頂いて禁煙教育もしていきたいとの考えも示されました。
また、四国アイランドリーグについては、発足して2年でプロ選手を5名育てることができ、経営的にも、もう少しのところまでこぎ着けることができた。
更に専門家の分析では四国に15億の経済効果をもたらし、四国の子供達から、選手たちの一生懸命のプレイに対して『勇気と元気』を与えてくれたと喜んで頂いているとありました。
石毛氏の座右の銘『根心』(大事なものほど見えない)について、更に今年のテーマは『生』であり、これには、「生きる」「生まれる」「生(なま)」の3種の意味があり、野球王国四国の410万人と共に、アイランドリーグがこの地で大きく育ちたいと講演を結びました。
上記写真は左から
【スピーチ禁煙コンテストに参加した高校生】
【替え歌をご披露・バックは禁煙ダンサーズのみなさま】
【石毛宏典コミッショナーの記念講演】
【司会者からのインタビューに答える石毛宏典氏】
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