昨日、松山市内にある社団法人愛媛県トラック協会の本部を、参議院議員山本ひろし氏の秘書と訪問しました。
県内のトラック運送業者は、軽油などの燃料費の値上げ、また四国と本州を結ぶ本四連絡高速道路の通行料が一般の高速道より高く設定されているため、九州、中国など四国以外の他県の運送業者との価格競争で厳しい状況になっており、県内の中小の運送業では、廃業する業者、また経営が苦しい業者が多い状況が続いています。
このような現状を改善して欲しいと、愛媛県トラック協会は、平成17年1月に開催された公明党愛媛県本部主催の『国土交通懇談会』に於いて、当時の北側一雄国土交通大臣に四国地域のトラック業者の橋の通行料金の負担軽減策などの要望がなされ、また昨年7月の党本部主催の『2006列島縦断フォーラム』で、当時の冬柴鉄三党幹事長(現・国土交通大臣)に対して同様な要望をしていました。
その結果、8月20日から『料金割引社会実験』がスタートしました。
そもそも社会実験とは、新たな施策を始める際に、市民の参加のもとに場所や期間を限定してその施策を試行して、その結果を評価し、施策を導入するか否かの判断を行うことです。
今回の実験は、物流の効率化、観光振興の観点から、本四連絡高速道路の料金割引効果を検証する狙いがあります。
トラックなどの大型車両は3割引になり(通過時間などの制約あり)、愛媛県トラック協会の方々からは、料金の値下げは本当に助かると、大変喜んで頂いており実験終了後の来年度以降の割引措置に向けて今後も大いに期待しているとのことでありました。
なお、3ヵ所の連絡高速道路それぞれの、割引時間、対象車両、割引率などについては、上記のパンフレットを参照下さい。
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