11月30日、中島地区の住民からの相談、また党の全国一斉の過疎集落実態調査で、午前中、元怒和、午後は中島本島へ伺いました。
それぞれの地区で、地区総代の方、高齢者団体の方、農水産業関係の方などから、実際の生の声を聞かせて頂きました。
関係者の方から実に多くの広範囲に及ぶ要望、苦情、質問を頂きました。
今回、改めて、住民の困ったこと、分からないこと、要望などを、誰に云えばいいのか、聞けばいいのか、またどこに訴えればいいのか、分からない方の多さを感じました。
また、空き時間を利用して、昨年12月議会での一般質問の中で中島地区の住民からの要望を訴えさせて頂いた結果、次の2件が、また昨年の市議会議員選挙の時の住民からの要望1件が実現しており、今回実際に見せて頂きました。
①一般質問で、中島大浦の総合文化センター内にある、中島図書館内では、AVコーナーがありビデオの鑑賞が可能ですが、ソフトの所蔵がまだまだ少ない状況であり、先ずソフトを増やして欲しい、更に館内のみの鑑賞になっている点で、島内にはレンタル店は1軒しかなく、ソフトも限られているので、是非、自宅への貸出しを認めて欲しいと質しました。
その結果、5月からAVコーナーのソフトの貸出が可能になりました。またソフトの所蔵も増えていました。しかし、利用者からはVHSテープが多いのが現状で、DVDなども増やすようにして欲しいとの要望がありました。これは今後の課題です。
【上記写真は新しいソフトが並べられたAVコーナーです。】
②島内の住民の足である中島汽船の路線バスに関して、同じく昨年12月の一般質問で、乗車時の入口の段差が大きく高齢者、障害者の乗り降りには大変不便なので、改善できないかと質しました。
その結果、4月から路線バスに低床式バスが、市の補助で導入されました。 運転手さんに伺ったところ、利用者の反応はすごく良いとのこと。「是非残りのもう一台も低床式にして欲しい。」と延べられていました。
上記写真は左から
【以前の段差の大きいバス乗降口】
【新低床式バスの乗降口・こんなに低くて乗りやすいと好評】
【今春から導入された新低床式バス】
③昨年の市議会選挙の時、中島地区の畑里の集落で住民から、護岸のパラペット部分の開口部で、荒波時には角材を落とし込んで波の進入を防ぐようになっていますが、これでは波を防ぎ切れない。
そこで鋼製型の防潮扉に改修して欲しいとの要望があり、その後、関係各課への働きかけの結果、9月に新しく鋼製防潮扉が完成しました。
今回、現地に伺った時に、たまたまその時要望を私に云われた方にお会いできました。
大変喜んで頂きました。上記写真は左から
【以前のパラペットの開口部分・角材を落とし込む縦の溝があります】
【9月の改修後のパラペットの開口部】
【鋼製の防潮扉を閉める今回の依頼者の方】
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