12月から松山市庁舎で、本館の2階と4階から9階までのエレベータ前、また第2別館の2階から4階までの通路にそれぞれ設置されていた「空気清浄機」が撤去されました。
そして、別館4階に新しく空気清浄機と排煙設備の整った喫煙所が1カ所設置されました。
市庁舎に於ける「完全分煙」に関しては、平成15年3月議会において、私が最初に議会で取り上げました。
「松山市では、平成11年から空気清浄機に依る「空間分煙」を導入しているが、この機械だけでは、たばこの煙の中の有害ガス状成分の除去は不十分であり、他人の吸ったたばこの煙を吸うと云う「受動喫煙」を防ぐには、建物内を「禁煙」にするか、喫煙場所を仕切りで隔離し、排煙設備を整え、「完全分煙」ができる喫煙所を設置する方法しかないが、本市でも非喫煙者の健康を守るために早急な対応策を・・・」と訴えました。(要旨)
その結果、急患医療センターでは敷地内の全面禁煙、保健所、道後温泉本館、児童館やコミュニティセンターのこども館、アクアパレット等では建物内の全面禁煙を導入し、さらに、本館1階ロビー、別館5階ロビー及び松山中央公園多目的競技場などに於いて、仕切りで隔離し、排煙設備を整え、完全分煙ができる喫煙所を設置するなど「受動喫煙」対策が実施されています。
しかし、市役所本館内では、完全分煙の出来ていない喫煙所がまだ多数あり、私が平成17年9月議会で取り上げた、「あのアスベストよりも『受動喫煙』によるがん発生の方が確率が高い」と云うことを市も認めており、今後も職員、市役所に訪れる市民の健康を守るために、「受動喫煙」の対策を推進していきます。
上記写真は左から
【本館9階のエレベーター前に残る空気清浄機の設置あと。たばこの煙で汚れていない場所】【別館4階に設置された新しい喫煙所入り口】
【新しい喫煙所内には、空気清浄機と換気設備】
【まだ残っている十分な能力の無い空気清浄機と、換気設備の無い、仕切りの無い、受動喫煙の喫煙所】
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