松山市議会では昨年度まで全議員に年4回の定例会ほか各委員会などの議事録を製本して配布していました。
しかし、昨年度全議員にアンケートをとり、45議員の内32議員からは配布不要との回答があり、配布先の再検討した結果昨年度まで各議会後155冊の作製が今年度から70冊へと半減しました。
この70冊の内訳は、議員への配布継続に13冊、各議員控室に7冊、県議会に3冊、県内各市町村に17冊、理事者に17冊、事務局に4冊、予備に8冊そして原本として法的に保管義務のある1冊になりました。
今回の変更で経費の削減は、予算ベースで昨年度の約102万円から今年度約70万円と32万円の削減ができました。
私が議員になって、さすがお役所仕事と感じた一つにこの議事録本がありました。
以前から松山市議会のホームページには、議会の会議録検索システム「Were会議録」サイトがあり、いつでもキーワードや発言者で検索が可能で、議事録本を探すよりずっと使いやすく簡単便利です。
議員になって6年、配布される議事録本で調べるようなことは無かったので、今回の改正は遅すぎたと思います。
製本化するのは、法的に定められた冊数だけでも良いのではないかと思います。
果たして県議会に送ったり、県内の各市町議会の事務局に送ることに意味があるのか?。
また本市の理事者に配布して意味があるのか?。
本当に活用されているのか疑問です。
以前からの慣例が残っているだけではないかと思います。
今後更なる検証が必要であると思います。
また、もう一つこれって必要なの?と思うことに、議員には議会事務局から書面を郵送して様々な連絡、報告、通知が入ります。
電話で了解したことでも必ず書面が送られてきます。
郵送書類の全てが不要とは云いませんが、郵送書類は必要最低限にしてあとはEメールなどを活用してはどうかと思います。
ただ現実として市議会議員の何パーセントの方がEメールを活用しているかは分かりませんが・・・・・。
市民の方々の予想よりかなり低いと推測しています。
これはまだまだ時間がかかりますね。
参考に我が公明党会派では、8人全ての議員が連絡報告に携帯メール、Eメールを活用し、更に議員個人のホームページを創り、積極的に市民への情報発信をしています。
ここまで徹底しているのは、松山議会内でも我が会派のみです。
公明党は「ユビキタス社会」を目指しています!!!。
(ユビキタス社会とは「いつでも、どこでも、何でも、誰でもがコンピューターネットワークを初めとしたネットワークにつながることにより、様々なサービスが提供され、人々の生活をより豊かにする社会を指します。)
上記写真は左から
【今回作製された議事録本】
【議会事務局から郵送される封書】