9日午後、内子町の内子座で「日本の秋の歌・四国路に秋をうたう」が開催され出席しました。
主催である伯林会会長、また東京藝術大学音楽学部同声会評議員・愛媛県支部長である小島 是氏より、開会の前に「日本の歌曲は一世紀余りの歴史にも拘らず、外国の歌曲に負けないだけの多くの作品を持っている。外国の歌曲をうたうことも素晴らしいことですが、日本の優れた作品を聞いて頂き、日本の歌を普及振興していくことも我々声楽家の勤めと思う。」とのご挨拶がありました。
この「四国路に秋をうたう」は、一昨年から春、夏、秋をうたうと題して、毎年行われています。 日本のトップクラスの声楽家の皆さまが出演され、地方ではなかなか聞くことのできない日本の素晴らしい歌曲を披露して頂きました。
上記のプログラムのとうり、皆さんが知っている、馴染みのある歌ですが、改めて聞かせて頂き、心から感動しました。
これらの歌曲は正に日本の財産であり、次代に受け継いでいかなければならないと思います。 今年から、従来の松山、内子に加えて西条も開催されており、今回も各会場で観衆を魅了したと伺いました。来年は冬のうたです。
なお小島 是氏は、愛媛県少年少女合唱連盟理事長でもあり、長年の教育文化への活動に対して、本年11月3日に愛媛県教育文化賞が授与されました。
上記写真は左から
【今回のご案内パンフレットの表紙】
【今回歌われた歌曲のプログラム】
【松山市出身の角南有紀さんの独唱(ソプラノ)】
【大洲市出身の小島 是(こじまただし)氏の独唱(バリトン)】