3月17日、母校である高浜中学校(楠本雅人校長)で第62回卒業証書授与式が行われ出席しました。
男子35名、女子25名 計60名と卒業生の数は、市内の各中学校と同じように年々減少しています。
私の世代である約40年前から見ると半分以下です。卒業式に出席するたびに小子高齢化の現実に何とかしなければと感じます。
式典では、松山市長代理で、教育委員会地域学習振興課の竹村課長様の祝辞朗読がありました。そして校長式辞で楠本校長からは、四季の心についてのお話があり、人と接する時は春のように穏やかな心、ものごとに挑戦する時は、夏の熱き心で、考えたり判断をしなければならない時は、秋の澄みきった心で、自分に対しては冬のように厳しい心でと、卒業生に餞の言葉を贈られました。
そして私が母校の卒業式で、いつもいいな感じるのが、卒業生による『仰げば尊し』の合唱です。最近は、歌詞の内容が教師を崇めるもので、民主主義にそぐわないとして一部からの批判でこの歌を歌わない学校が多いと伺っています。 私は、教師も生徒から心から尊敬される存在でいて欲しい、そうなって欲しいと思います。そうすれば必ず生徒たちもこの歌を心から歌えると思います。 毎年、この歌の合唱に母校の教師と生徒の絆を感じます。
約90分の式典でありましたが、最後に卒業生が退席する時に、バックに流れたのが懐かしいビートルズの"Let It Be"でした。
こんなの初めてだなと想いながら、この曲は丁度私たちが中学校を卒業した1970年の作品で、改めて40年の時空を超えた新鮮な感動を覚えました。素晴らしい卒業式でした。
母校の卒業生たち、頑張れ! 応援するよ!
上記の写真は左から
【来賓祝辞で中村市長代理よりの祝辞】
【「仰げば尊し」の合唱】