平成18年12月議会の一般質問で、『城山公園の整備に際して市民からの樹木やベンチなどの寄附で「市民の杜」をつくり、寄附をされた市民の思いなどを記入したプレートを取りつけ、再び愛着を持って訪れることができ、また市民がくつろげる公園を市民との協働でつくってはどうか。』と提案しました。
その結果、今年度松山市は『みんなでつくる「だ~いすき公園事業」』を立ち上げ、第1回の寄附募集を現在受け付けています。
今回の寄附物件は、木製ベンチ40基、樹木では桜50本、梅20本で、応募資格は、個人、団体、企業です。
市が作製したカタログから選びますが、値段はそれぞれサイズや樹の種類によって差がありますが、ベンチ1基が平均10万円、桜が平均4.5万円、梅が平均7万円程度になります。
ベンチ、樹木の寄附を受けたあと、市がそれらの設置や植樹を行います。
なお希望により寄付者名やメッセージを記載した記念プレートを寄附した物に取付ることも可能です。また応募多数の場合は抽選になります。
今回の寄附に依る城山公園は、来春完成予定です。
こうした公園整備には、多額の経費が必要となるため市民の皆さんの参加や協力をいただきながら進めることで、経費の削減、市民の公園への親近感がより深まる効果が期待されます。
またこの寄附で、松山市の公園事業費のうち、ベンチ、樹木費用など約700万円の費用削減ができます。
今後、現在整備中の石手川緑地、また既設公園などでも寄附の募集が予定されています。
上記画像は、今回の寄附に依る事業の詳細です。