5月8日に松山城二の丸史跡庭園で第18回二之丸薪能が開催され、昨年に続き今年も鑑賞させて頂きました。
薪能とは、夜間に野外に舞台を造り、篝火を焚いて演じられる能のことを指し、春から夏にかけての風物詩として全国各地で行われています。
私のように能楽をあまり知らなくてでも、気軽に能楽に触れることができます。
今回も市民約500人が、かがり火の揺らめきのなかで繰り広げられる幽玄の世界を堪能しました。
圧巻は、最後を飾った金剛流の能「土蜘蛛(つちぐも)」でした。
土蜘蛛が、独武者に白い糸を浴びせかける、武者が斬りつける、この速い動きのなかでの太刀回りは面白かったですね。
場内からも大きな歓声が挙がっていました。
上記写真は左から
【舞囃子 喜多流 融 】
【舞囃子 観世流 野宮】
【 能 金剛流 土蜘蛛】