27日午後1時から地元高浜公民館で「ターナー島を守る会」(上堂秀一郎会長)の 平成21年度総会が開催され、私も一会員として参加させて頂きました。
総会では、昨年の事業報告、決算報告、そして新年度の事業計画、予算が承認されました。
私は平成14年に発足した当初からの会員ですが、本会発足以来7年間に渡り、地域の財産である「ターナー島」をメインにしたボランティア活動を通して、我が地域のコミュニティー活動の活性に、またまちづくりに大いに貢献してきました。議員としても大変ありがたく思っています。
私もそれに応えるべく本会の地域活動のお手伝いや、議員として議会で地域活動推進の立場で様々な問題を取り上げて参りました。
そして今回の総会で、嬉しい発表がありました。
それは、本年が自由律俳人「種田山頭火」の来松70周年目に当たり、それを記念して、松山市では記念行事として”全国山頭火フォーラムin松山”が10月3日に開催されます。
ターナー島を守る会では是に合わせて、今年度事業に山頭火が松山に最初に上陸した高浜に山頭火の句碑を建てることの発表がありました。
建立する場所は、山頭火が上陸した旧・高浜港南桟橋に近い場所になる予定です。
碑石は1基で、高さ1.5M,幅0.6M、厚さ0.4Mの予定です。刻まれる句は現在選定中とのことです。
なお山頭火は、昭和14年10月1日に来松し、市内の一草庵で約1年を過ごし、翌年15年10月11日に松山で没しました。全国的にも有名であり、松山に縁のある俳人です。
山頭火のことは知っていても、本年が来松70周年とは知らず、また高浜港に上陸したことも知りませんでした。
総会に参加して、ふと山頭火も松山に上陸する前に必ずこのターナー島も見たであろう。また我が地域の大きな財産を見いだすことができ、嬉しく感じた総会でした。
山頭火が、松山に着いたときに詠んだと云われる俳句
「ひよいと四国へ晴れきつている」、「秋空指してお城が見えます」
「秋晴れの島をばらまいておだやかな」、「秋晴れひよいと四国へ渡って来た」
上記の画像は、総会でご挨拶をされる上堂会長