21日梅雨前線の影響で松山にも10時3分、大雨・洪水警報が発表されました。
その直後、私に『町が浸水している。見に来てくれ!』と電話が入りました。
『そんなことあるんですか?』思わず云ってしまいました。
それは今年の3月20日に地域の浸水対策として市が建設していた地域住民が完成を待望していた『新浜雨水排水ポンプ場』が完成しており、地域の市民はこれで長年の浸水の被害から解放されたと思ったんだけど・・・・
現地に行くと、「唖然としました!」 、上記写真のように深いところで50センチ以上浸水していました。
住民からは、「ポンプ場は動いているのか?」、「以前より水位の上昇が早いがどうなってるんだ!」、「税金の無駄遣いしてるんじゃないのか!」と、怒りの苦情・・・・
担当課の職員をすぐ呼び、現地調査をしてもらう。
すると、まだ雨水路の改修部分が残っていてそこで上流からの雨水がせき止められるようになって逆流するとのこと。・・・・簡単に結論は出ました。
でもそんなことは7年も前から分かってたこと。
以前より浸水スピードが速く、以前は干潮なら起きにくかった浸水が、簡単に起こる。
ポンプが動くと浸水は引くけれど・・・・なぜ、なぜ、なぜ
実際21日の夜にまた 大雨・洪水警報が発表されたときも昼同様に浸水していました。
建設費15億円かけて、この様か!・・・市民が怒るのもうなずける。私も同感。
市は地域住民に今回の浸水の件について説明していない。当然対策案も市民には提示していない。・・・・責任感欠如!
議会でも取り上げて、浸水対策の計画自体の実効性も質さなければと思う。
上記写真は石風呂、松の木町の浸水の様子。