国の新年度補正予算の目玉である「スクール・ニューディール計画」の目玉である「電子黒板」を、国は全国の小中学校の各校に1台の配備を予定していると伺っています。
既に松山市では4月から7台の「電子黒板」が、小学校3校と中学校1校に配備されています。
6月30日、その中の1校である椿小学校(片上公典校長)を会派8議員が訪問し実際の授業で使われている様子を視察しました。
今回6年生の英語の授業でしたが、実に楽しい、面白い。
私もこういった機械を使っての英語の授業を受けていればもっと英語の成績も・・・・と、思いました。
白いボードにに触ると英語の単語の発音が流れます。生徒曰く、先生より上手?
映し出された映像を指でなぞれば、線が引ける、マークがつく。
再度書くけれど、実際にみて実に楽しい授業である。
新聞報道などでは、この電子黒板に対して、「1台がパソコンなども含めて100万程度になる電子黒板を購入するより、他のお金の使い道があるのでは・・・」と云う批判がありますが、今回校長先生に「この批判に対してどう思われますか?」と伺ったところ、「この電子黒板をどのように活用するのかが問題で、うまく使えば効果は大きい。」とのご見解でありました。
また維持費が高いという批判で云われる「高価なソフト購入」も、「松山市では先生方の自作のソフトを、データベース化して各校で選別して利用できるようにしている。」とのことで、是なら費用も多くかからないとのこと。
更に、先生もいままでなら教材などを揃える場合の手間や時間がかかっていたけれど、電子黒板ならフラッシュメモリ1本持って、パソコンに差すだけでスタートするので、楽であるとの声もありました。
要は、現場の智恵、工夫で可能性はどんどん広がると云うことです。
過去の歴史を見れば明らかです。使ってみて良いものは普及し、利用されます。
この電子黒板が市内全校に早く行き渡って欲しいものです。