10月1日からの運行開始に先立つ30日、小雨が降るなか、本年4月からの訓練の成果を検分する、いわゆる査閲が行われました。
消防救急艇 「はやぶさ」は、総トン数19トン、定員16人、全長17.3M、速力は32ノットで、松山市母港から中島本島までは約20分程度、一番遠い津和地、安居島までは約30分程度で行けるという国内トップクラスの速度を誇っています。
更に高規格救急車を1台積みことができ、また船舶や沿岸の消防活動に活躍する消防銃2基を搭載した最新鋭の消防救急艇です。
山本眞志松山西消防署長からは、「明日から松山市消防に初めての海上活動が始まる。24時間、365日の体制で、気象や潮流、波浪などの大変な厳しい状況のなか、島しょ部住民約6,000人の生命の架け橋になって頂きたい。」と、訓辞がありました。
いよいよ明日からの運行開始です。
この「はやぶさ」の運行開始で島しょ部の救急患者の救命搬送が大幅に改善されます。
今後の島しょ部の市民の安全安心に大いに期待しています。
上記写真は左から
【高規格救急車を載せて航行する「はやぶさ」】
【船の前面が開き、高規格救急車が下船します】
【船の前部にある2基の消防銃での放水】
【査閲が終わり隊員に対して消防署長の訓辞】