昨年7月に、中島の大浦在住の後輩から相談がありました。
中島で来年には「しま博覧会」が開催されるが、ネックは宿泊施設が少ないと云うことで、折角しまに来て頂いても泊まる場所がないようでは価値が半減する。町おこしの意味も含め県内他地区にはあるが松山には無い農家漁火民宿を開設したい。しかし開設手続きが複雑で市の窓口も多くて素人には申請が出来ない。何とかスムーズな手続きは出来ないのか。と相談がありました。
早速9月議会の一般質問で取り上げました。要旨は下記のとおりです。
○都市住民と島しょ部住民の、交流促進の場となる農家・漁家民宿に対して、各種のサポートや開業後の情報交換について、推進すべきではないか。
○愛媛県は、この農家・漁家民宿について推進策として県独自の規制緩和を実施しており、客室面積を定め、開業時の改修コストを最小限なるようにしている。ハード面が規制緩和されても、複雑な手続きは慣れない方にとっては、大きな障壁である。簡素化や申請場所を中島支所で一本化出来ないか。
その結果、手続きに関してはメインとなる窓口を一本化出来て、特に消防署の手続きなども全面的に急いでして頂けるようになりました。
まだまだ課題は残っていますが、先ず1カ所のオープンを突破口に増やしていくことが大切であると思いました。
この「農家漁家民宿」が高齢化、過疎地域のまちおこしの起爆剤になることを願います。
上記写真は、その後9月末に晴れて営業許可が下りた、本市で初となる農家漁家民宿1号と、そのオーナーである俊成さんの奥様です。
この農家漁家民宿は、中島地区宇和間の海の近くにあります。
是非おいで下さい中島へ。
予約申し込みはTELは、089-997-0726まで 俊成さんまで(としなり)