この道は、数年前に「檸檬の丘」と云う分譲地(現在はすみれ野団地に編入)が開発された後に、児童生徒の通学路として、高齢者の散歩道として、また県道への近道として、通行する人や車両が増えていた市道でした。
但し、県道からの約250Mは民家もなく、防犯灯もない状況で、3年前からも、地域住民からなんとか防犯灯をとの要望がありました。
しかし、なぜこんなに時間がかかったのか?
それは、ちょうどこの市道が、4つの町内会・自治会の境になっており、どこの町内会・自治会が防犯灯の電気代の負担するのか、決められなかったからでした。
こういった場合、松山市には特設防犯灯制度があり、こういった場合、設置費用や電気代などを町内会・自治会に代わって市が負担する制度であります。
昨年、すみれ野団地自治会長さんをはじめ、近隣の町内会長さんのご協力を得て、この特設防犯灯の申請書を市に提出させて頂き、今春に5本の防犯灯設置の許可が出ました。
そして、防犯灯を設置する地主さんなどの了解を得て、8月始めに5本の防犯灯が設置されました。
今から、秋になり日が短くなる季節に間に合ったと、通行する市民の方々には大変喜んで頂いています。
上記写真は、左から防犯灯設置場所、①の防犯灯、④の防犯灯