9月市議会は27日の最終日に、一般会計39億5000万の補正予算を賛成多数で可決しました。主な内容は次の通りです。
■市民の安全・安心の充実、確保に向けて
○大可賀地区に建設中の新・西クリーンセンターの整備を前倒しで事業を推進。施設は平成25年4月操業開始予定です。
○小中学校5校6棟の校舎緊急耐震化工事の実施。対象校は雄郡・桑原・久米小学校 及び 拓南・内宮中学校の5校で、完成後の耐震化率は80.6%になる。(全国平均73.3% H22.4)
○小学校2校の太陽光発電設備の設置で、対象は宮前・石井小学校の2校になる。
○北条地区の小中学校9校の給食調理場を、自校式からセンター方式への移行へ向けて用地選定の調査を実施。 施設は平成25年完成予定になる。
○要保護児童対策の一環として開設した松山市子ども総合相談の機能充実を図る。
■地域経済の活性化に向けた取り組みの推進
○国内外からの観光客誘客促進に向けた施策の推進。
・正岡子規ゆかりの地での観光展や観光俳句ポストの県外設置、俳句の町ウォークイベントの実施。
・定期航空チャーター便の運航を目指し、台湾の台北市松山区(しょうざんく)との交流拡大に向けて現地での観光PRイベント実施。
○松山市への企業立地促進奨励金事業の推進。
○テレワーク業務の発注、就労の促進に取り組む企業への奨励措置。
○道路・下水排水路などの生活基盤整備の推進。
■中村時広市長が退任を表明しました。
○中村市長は議会最終日の27日に退任の挨拶をしました。
その席で市長職としての11年半を「政治家人生の青春時そのもので、夢を追いかけて思う存分 市民とまちづくりにチャレンジしてきたが、これでピリオドになる。 改革の継承、更なる発展をう。」と述べました。(要旨)
改めて「憧れ、誇り、日本一のまち、松山」を目指した様々な努力と多くの功績に対して敬意を表します。
上記写真は、市議会最終日に退任の挨拶をする中村時広市長。