29日午後、昨年から3年間の予定で放映されているスペシャルドラマ「坂の上の雲」について、この番組を啓発するチラシを松山市が作成し配布したのは違憲・違法として、『「坂の上の雲記念館」の問題を考える会』などの市民団体から、監査委員事務局に対してチラシ印刷費など約20万円の返還を求める住民監査請求書が提出されました。
住民監査請求とは、市民が市長や市の職員による公金の支出、財産の管理、契約の締結などの財務会計上の行為が違法又は不当であると考えるときに、これらを証明する書面を添えて、監査委員に対し監査を求め、必要な措置を講ずべきことを請求する制度です。
この住民監査制度は、地方自治法第242条に規定されており、監査委員の監査及び勧告は、請求があつた日から60日以内にこれを行なわなければならないと定められています。
今後、概ね上記の図にような事務手続きになり、私も監査委員の一員として、本件の監査を担当します。