13日市内南堀端のリジェール松山で、第54回 愛媛県都市監査委員協議会定例会が開催され、県内11市から45名の監査委員、監査事務局職員が出席しました。
私も松山市の監査委員(議選)として出席しました。
私は昨年6月より監査委員を拝命して職務を行っていますが
そもそも監査委員とは、公正で効率的な行政を確保するために、地方自治法の規定により設置される独任制の執行機関で、本市では4名です。
4人の内訳は識見を有する市民から選任される委員2名、市議会議員から選任される委員2名となっています。
そして監査委員の職務権限は、定例監査、行政監査、決算審査等の経常的監査のほか、住民の請求による監査等の実施などです。
このような様々な職務も、近年行政機関も事務範囲が複雑多岐渡っており、また住民監査請求についても公正、合理的でかつ能率的な協議が求められています。
しかし健全な地方自治のための、様々な課題についての監査委員、事務局などの意見交換が大事であり、それが今回の大きなテーマであると感じました。
具体的な研究課題として各市から上がってきた項目は下記ですが
①漁港施設の占有許可と免除事務について
②私法上の債権の時効期間について
③名刺用紙の購入について
④工事監査の実施方法について
⑤報償費の単価設定について
⑥定期監査における指摘事項等の区分について
判断の基準はあくまで各市の監査委員の判断、考え方になる場合いが多く各市の監査委員から意見が大いに参考になりました。