26日午後、市内ホテルで県内の市議会議員、事務局職員など約300人が参加しての、議員研修会が開催されました。
メインは、「巨大地震で問われる自治体と地域の防災・危機管理」の演題による講演でした。
講師は、防災・危機管理アドバイザー 防災システム研究所 山村武彦所長でした。
約90分の講演でしたが、実際に足を運んで災害を検証しているだけに説得力ありました。
特に、今回の東日本大震災の被害などを分析され、学者たちはマグニチュード9.1の発生を全く予想できなかったのに、例えば南海、東南海地震や、愛媛を横切る中央構造線の活断層地震で、マグニチュード6.0は起こらないと云われていますが、果たして信じられますか?
また、防災における自治体の役割は、受け皿になるのではなく、災害に対する仕組みを作ることである。
そして最終的には自分の命は自分で守ることである。また助ける人は強い、助けられる人は弱い。
更に自治体から配布する防災パンフレットを配るだけでは駄目、理解することが大事・・・・など、防災に対する意識を深めるキーワードを多く得ることが出来ました。