8月8日に三津3丁目に完成した「松山市地域交流センター・松山市三津浜児童クラブ」、既に何度か利用しましたたが部屋が明るくて、高齢者や障がいのある方にも優しいバリアフリー建物と大変好評であります。
本体建物落成後、既存の「厚生福祉センター」が解体撤去され、建物回りの整備が始まりました。その工事もほぼ終わり、年内には完成すると思います。
そして児童クラブのグランドの整備が始まる頃、子どもが児童クラブに通うある父兄から、「市内のいくつかの幼稚園で園庭に芝生を貼っており、子どもが裸足で走っていると聞いたが、ぜひ三津浜児童クラブにも作って欲しい・・・」と要望がありました。
その直の後8月30日に行われた、野志克仁市長の三津浜地区のタウンミーティングの席上、市側から児童クラブのグランドの芝生化の提案がありました。
広場を利用する地元の同意はこれからと云うことですが、その話を聞いたその父兄からも再度、児童クラブの広場の芝生化の要望がありました。
この校庭などの芝生化については、平成16年6月議会で公明党会派の小林議員が市議会で初めて取り上げ、実現へ向けてのスタートをきりました。
その後、公明党会派の予算要望も盛り込まれ、公明党会派として推進してきました。
そして平成21年6月議会で、同会派の藤本公子議員が、新たに鳥取方式での芝生化を提案しています。
芝生化のメリットには、芝生の弾力性によるスポーツ活動の安全性と多様性や、生きた環境教育としての活用、強風時における砂じんの飛散防止、降雨時における土砂の流出防止、更に夏季における照り返しや気温上昇の抑制などが挙げられます。
しかし一方で、これまで芝生化は、高コストで維持管理も大変ということで、全国の小中学校の約4%にとどまっていました。
今回計画されている芝生化は、鳥取方式が予定されており、この方式には、成長が早くて丈夫なティフトンという芝品種を使用し、1平方メートル当たり苗ポット4株ほどをまばらに植えて水やりを続けると、約2カ月ほどで一面に芝生が繁茂し、芝生化できるというもので1平方メートル当たり100円程度で、維持費も余り要らないというメリットがあります。
校庭が芝生化された幼稚園、児童クラブ、学校などで子どもの体力向上や精神面での効果が期待できる芝生化をぜひとも三津浜児童クラブでも導入するために、市議会公明党会派は市に対して導入推進を図って参ります。
上記写真は、整備が進む三津浜児童クラブの児童も利用するグランド全景(約1,300M2)