7日夜は松山市地域交流センターでの生活学習会を開催しました。
今回のテーマは『あなたの「これから」を支援します。』で、サブテーマが 「もし、あなたが認知症などで判断力がなくなったときには・・・」でした。
私のもとへ市民の方から「親戚も子どもも居なくて、もし私が認知症になったら私のことはだれにお願いしたら良いのか?」とか、「認知症の母が悪徳商法にだまされたがどうすれば良いのか?」、また「障がいを抱えた子どもがいるが私が居なくなったあとの子どもの行く末が心配である。」などの相談があります。
認知症や知的障害、精神障害などによって物事を判断する能力が十分でない方の権利を守る援助者を選ぶことで本人を法律的に支援する制度で、これを「後見制度」と云います。
高齢化が進むなかこういったケースは多いと思いますが、新しい制度のため皆さんに知られていない制度であります。
そこでこの「後見制度」について、講師に社団法人 松山市シルバー人材センターの熊野副理事長、そして後見信託推進室 吉村マネージャーにお願いしました。
約1時間の講義でしたが参加された約70人は真剣に聞いていました。
説明後の質問会でも何人もの方から質問が出され、この制度を理解して頂いたと思います。講義を受けて、物事の判断ができなくなるまでにこの制度を活用し早めの対策ができるので、早めの相談が大切と思いました。
参考ですが、もし後見制度についてご相談があるときには
はっぴー相談室 089-987-3388までお気軽にお電話ください。
(相談料は無料です)
上記写真は説明をされる熊野副理事長、吉村マネージャー