昨年度末から松山市では、各地域の自主防災組織に対して費用を補助して、津波、高潮対策の一環として、「海抜標示」の設置を始めました。
私が住む地域でも「高浜地区自主防災連合会」が主導して、地域の各所に「海抜標示」を設置しました。この「海抜標示」の設置の目的は、その地域の地盤の高さを示すことで、日頃から津波や高潮に対して市民の意識を啓発し、災害時の円滑な避難行動に結びつけることです。
この「海抜標示」の設置については、東日本大震災の直後の6月議会で、我が会派の大塚啓史議員が初めて設置を提案し、その後公明党会派が昨年11月に野志克仁市長に提出した、新年度予算要望に於いて「高潮等危険地域に於いて、危険性の周知、見える化を図ると共に防災対策を講ずること。」と、防災対策の一環として「海抜標示」の設置を推進していました。
上記画像は左から
高浜地区内に設置された「海抜標示」(伊予鉄港山駅構内、生活道の電柱に)
町内会から配布された「町内防災マップ」(海抜高さ、病院、井戸、公衆電話などを表記)