本県出身の山本博司参議院議員、そして木村誉県議と離島住民との意見交換のために中島地区の睦月、野忽那を訪問しました。
先ずはじめに訪問したのは睦月でした。
高浜港から高速艇で約20分、睦月は、瀬戸内海に位置する忽那諸島に含まれる島の一つです。島の面積3.83km2、世帯数は177世帯、人口291人(平成23年4月現在)で高齢化率は高く74.2%です。
島民の皆様との意見交換会開催に対し、島内放送で我々の来島のマイク放送をしていただき、約60名近い方々が会場に足を運んで頂きました。
中島地区は町政時代からの総代制度が今も残り、高野睦月地区総代の挨拶の後に、自由な意見交換を行いました。
具体的には航路の運賃の高さ、災害特に津波対策について、整備が遅れている医療、介護支援、更に空き家対策、堤防の老朽化など、予定の90分間に様々な質問が出ました。
あるものは市政に関するもの、県政に関するものと国会議員・県議会議員・市議会議員の議員が一同に会し、離島振興に全力投球です。
その後、睦月からフェリーで野惣那へ移動しました。
野惣那は、忽那諸島の一番東、四国本島側にある島で、面積は0.92km²、周囲5.7km、世帯数85世帯、人口125人(平成24年4月)、高齢化率73.0%の島です。
到着後、島民から要望があった堤防を視察、老朽化など台風や地震、津波などに対応できる環境整備が必要と感じました。
そして既に在校生がいなくなり休校となった小学校を視察。
昔は小学校を利用した当時大変珍しいシーサイド留学の島として有名でした。
家屋は多くても空き家なども多く、その対応でここでも島民の方々が困っておられると伺いました。
こんな小さな島にも公明党のポスターが目立つ所に貼られており、他党のポスターなどは全くないので大変目立ちます、感激しました。
島内には食事をする店などはなく、市内のコンビニで買ったお弁当で昼食をとり、午後から島民との意見懇談会を開催し、野惣那地区の前田総代から挨拶の後、現在山本議員が中心となって進めている離島振興法の改正の経緯などを話して頂き、意見交換では、ドクターヘリの緊急医療体制、離岸堤などの老朽化と30m延長、また集中排水の対策、航路の対策と長崎方式の検討、介護や教育について、学校の休校の状態の改善、空き家対策などの質問に山本議員が説明をしました。
更に山本議員からは、大勢の島民の方々の要望・ご意見を離島振興法改正に盛り込み、今国会成立をめざし進めてまいりたいと語り、意見交換会は終了しました。
改めて離島の住民の声をどう国政に市政に生かすことが重要と改めて感じました。
上記写真は左から
【離島への交通手段は船だけです】
【二島の位置関係を示す】
【野忽那での意見交換会の様子】
【山本博司参議院議員が島民へ語る】
【公明党のポスターに感激】