21日に地元紙に掲載された記事で、市民から電話があった。
「なぜ子どもが公園で遊んではいけないのか。」
「この公園は市民のために市民の税金で造られた公共の施設ではないのか。」
今回の場合、「市はなぜ管理について助言も指導もできないのか。」・・・・など
私も、今回の記事に書かれている性急な利用停止の処置については、疑問に感じました。
松山市には、子どもの健全な育成を目指して制定された「松山市子ども育成条例」があります。
その基本理念について、「子どもの育成は、子どもが社会に於いて保障されるべき様々な権利を有していることを尊重する」とあります。
「遊び」は、子どもに与えられた大きな権利ではないかと思います。
行政には、役割として「遊びや学習の機会を通して世代、地域、文化を超えた人と人との温かい心が通う交流の機会、及び子どもの居場所を確保する」と明記されています。
そこで、子どもが公園で遊ぶという市民の常識が通用しない公園の管理はどうなのか?
また子どもの権利、行政の義務を条文で定めておいて、その条文の心を無視するという行為が、まかり通る現状が、果たして子どもの健全育成と云えるのか?
そして公園の管理がいつの間にか、一部の方々の考え方で決められるような管理体制に問題があり、それを良しとする行政のスタンスも大いに疑問であります。
市内300余の公園がありますが、このような公園管理はごくごく少ないと信じています。
今後の課題として取り組んでいきたいと思います。
上記画像は左から
【8月21日付の地元紙の記事】
【問題の市内別府町にある「飯岡公園」の場所】