歩行者の事故、自転車の事故は、こんなところで・・・と思えるような場所でも起こります。
松山市北斎院町802-12地先の道幅の違う市道の三叉路もその1つです。(左記位置図参照)
6月中旬にこの三叉路の近くに住む男性から苦情ありました。
夜間に自転車で道幅の広い市道から狭い市道に曲がろうとして(左記の緑のライン)、A地点の段差で転倒し怪我をしたとのことでした。
早速現地で転倒事故の原因について考えました。
先ず、道路の端部などを示すために視線誘導標(デリニェータポール)が設置されていたが、設置の位置が適切でなかった。
そして夜間で、A地点が暗く分かりにくかったなどが挙げられました。
対策としては、視線誘導標の増設、市道の接合部の拡幅、防犯灯の増設などが挙げられ、早速この現状を担当課に連絡し、対策を検討して頂きました。
その結果、角地の拡幅は農地の買収は規制により現在は困難であることが判明、最終的に視線誘導標の増設することになり、先月設置完了しました。(上記写真参照)
重要なことは安全安心のまちづくりには、このような小さな改善の積み重ねが重要と思います。たかが視線誘導標ではありますが、大きな事故を未然に防ぐには大きな役割を果たします。