松山市議会の松山維新の会、公明党の女性議員が中心となって、本市議会初の議員提案の政策条例である「松山市自殺対策基本条例(案)」の9月議会での提案、制定を目指し、住民説明会が中島大浦の中島総合文化センターで開催されました。
近年、我が国の自殺者数は、年間3万人を突破し、交通事故死が年間7~8千人台であることから考えるときわめて深刻な状況であるといえます。
戦後の自殺死亡率は昭和33年をピークとし、以後は相対的に低い状況が続いていましたが、平成4年からは逆に上昇傾向となり、平成10年には3万人を超え、高い水準が続いています。松山市でも毎年100人を越える自殺者がでています。
今回の住民説明会開催については、松山維新の会、公明党、無所属議員等、制定を目指す松山市議会議員有志の会が全面支援しており、私もその一員として説明会のスタートとなる中島地域の説明会に参加しました。
午前10時30分からの開催に拘わらず42名の市民の方に参加して頂きました。
参加市民から、質問や要望もあり、自殺に対する市民の関心の高さを実感しました。
そして本日を皮切りに今月28日まで市内計10カ所での住民説明会を開催する予定です。
2回目以降は、自殺問題に取り組むNPO法人「こころ塾」の代表者から、自殺の現状の説明も予定されており、そして各担当市議会議員がこの条例案の骨子について解説する予定になっています。(上記の条例骨子参照)
また開催予定の日時、場所は上記のとおりです。是非市民の皆さまのご意見を伺えたらと思います。