今年度、市内の25箇所に「スーパー防犯灯」が設置されました。
スーパー防犯灯は、防犯灯の支柱に赤色灯、サイレン、防犯カメラ、インターホン、緊急通報ボタンなどを装備した街頭緊急通報システムの通称です。
近年、スーパー防犯灯は、犯罪者の検挙はもとより、犯罪被害の未然防止を図る有効な防犯設備どしてざ整備されています。
今回の設置場所は、石井地区で18箇所、余戸地区で7箇所で、学校周辺の通学路や公園に設置されています。
そしていざ緊急時の通報があれば、地域の近隣住民の方と警察が連携して駆けつけるなどして、子どもの安全・安心を守る仕組となっています。
今回の設置については、県が国の地域子育て創生事業を活用し設置したもので、特に地域からの設置要望が強かった石井地区と余戸地区に設置され、それぞれのまちづくり協議会が管理運営を行うことになっています。
市が設置された周辺の地区住民の約150名に対し、アンケート調査を実施したところ、設置後、安心感が増したとのご意見が半数を占め、また約9割の方から、今後も継続して稼働してもらいたいとの評価を頂いているそうです。更に市も今後5年間、継続して検証を予定しています。
このスーパー防犯灯の設置に関しては、平成17年10月に公明党会派の有志で佐賀市内での設置状況、設置後の効果などについて現地視察を行い、平成18年3月の市議会において同会派議員の代表質問で、本市での「スーパー防犯灯」設置を提案していました。
今後、一般市民を犯罪被害から守るために、市内全域への「スーパー防犯灯」の設置推進で、市民の安全安心に向けた一層の取り組みが必要だと思います。
上記写真は、石井地区の朝生田公園に設置された「スーパー防犯灯」です。
LED防犯灯に、防犯カメラ、緊急警報装置が装着、またすぐ近くにSOS発報ボタンが設置されています。