9月1日は「防災の日」、改めて防災について考える機会にしていきたいと思います。
そこで、松山市では、地震などの災害が起こり、大規模で広範囲に被害が生じた時に、飲用などの生活用水を市民にできるだけ早く届けるため、指定避難所の小・中学校に応急給水栓を整備しています。
また、児童、生徒、先生、保護者に上水道の安全性や利便性を理解し、関心をもっていただくため、直結給水方式の水飲み場を整備しています。
そして応急給水拠点整備事業のモデル校の1つである久米小学校で、完成式典があり、議会を代表して出席し、ご挨拶をさせて頂きました。
上水道は、私たちの日常生活や都市活動にとって欠かすことのできないライフラインであります。
先般の熊本地震では、水道施設も大きな被害を受け、生命を守り、生活を維持するためには、災害に強いインフラ整備などが極めて重要であることを再認識しました。
このような中、本市では、地震などの災害に強い水道を目標に掲げ、基幹施設や基幹管路の耐震化、応急給水拠点の整備に取り組んで居ます。
今回の、久米小学校での応急給水栓等施設の完成によって、応急給水栓が地元の方でも容易に設置することができ、災害時には避難された方々に、いち早く給水活動が可能になると伺っています。
今後も、応急給水拠点整備を推進し、同様の施設を市内一円の避難場所になっている小中学校に設置する予定となっています。
いかなる時にも市民に安全で安心な水道水が供給できるインフラ整備を進めて参ります。