30日午後に、えひめ共済会館で第157回松山市農業委員会総会が開催され、市議会を代表し出席、祝辞を述べさせて頂きました。
農業委員会も今、大きな転換期にきています。
農業協同組合法等の一部を改正する等の法律が成立し、昨年4月から施行されており、松山市の農業委員会も今年の7月から法律に沿ったかたちへと大きく変わろうとしています。
大きな変更点は、農業委員会の必須業務は、従来の「農地法等によりその権限に属した事項」に関することに、「農地等の利用の最適化の推進」が新たに加わり、担い手への農地利用の集積・集約化、遊休農地の発生防止・解消、新規参入の促進が求められた点であります。
そして農業委員の選出方法については、従来の選挙制と市町村長の選任制の併用から、市町村長の任命制に変更となりました。
また農業委員とは別に、各地域に於いて農地利用最適化推進委員を新設します。
また農業委員会を一般社団法人に移行し、都道府県及び国が、農業委員会ネットワーク機構として指定されます。
農業委員に、市議会からも2名が任命されていましたが、今後はなくなります。
しかし農業振興は、市政の大きな柱であることに変わりはなく、市議会としても今後の国が推し進める農業政策の動向を注視しながら地域農業の発展のために農業委員会への一層の活動支援が重要であると思います。
上記画像は左から
【祝辞を述べています】
【ご挨拶をされる戒能明久松山市農業委員会会長】